2022年に大雨で甚大な被害を受けた飯豊町では現在も復旧作業が進められています。
きょうは流された橋の架け替え工事の様子が公開されました。橋の工事は今年の夏ごろに完了する見込みだということです。
大塚美咲アナウンサー「新しい大巻橋の橋桁がいま、大型のクレーンでつられ、設置されています」

きょう公開されたのは、飯豊町を流れる小白川にかかる大巻橋の架け替え工事です。
飯豊町では2022年8月に発生した記録的な大雨の影響で町内を流れる小白川が氾濫し、家屋の浸水や田畑の冠水が相次ぐなど甚大な被害が発生しました。

大雨から2年8か月がたった今も、小白川付近の建物には、その爪痕が色濃く残っています。

被害を受け県では、小白川の改良と復旧を行っていて、氾濫の被害を軽減するため、川底を深くしたり、川の流れを直線的にしたりするなどの工事を行っています。
それに合わせて進められているのが流失した大巻橋の架け替えです。

新しい大巻橋は現在の仮設の橋に替わるもので、今月から現場での作業が始まりました。

県置賜総合支庁 渡辺昌孝 道路・高規格整備主査「前回のような雨があったとしても再度被災することの無いように設計しているので、安心していただければ。今後1日でも早く工事が終わるようにがんばりますので、何卒よろしくお願いいたします」

新しい大巻橋の工事は今年の夏頃を目処に完了し、一般車両の通行が可能になる見込みだということです。