スポーツのデータ収集を行う会社や保険会社などからなる部活動の地域連携や展開をサポートする団体と県が協定を結び、部活動の地域とのかかわりについて課題の整理や解決を共に行っていくことになりました。
県と協定を結んだのは、スポーツデータバンクと三井住友海上火災保険、日本郵政の3社からなるブカツ・サポート・コンソーシアムです。

ブカツ・サポート・コンソーシアムは部活動の地域連携と展開をサポートするものです。
山形県は今回、沖縄県に続き2例目の協定で、コンソーシアムでは構成する企業の得意分野を活用し技術者など必要な人材や財源の確保、地域クラブの運営ノウハウなどの課題を解決していくということです。

スポーツデータバンク代表取締役 ブカツ・サポート・コンソーシアム筆頭理事
石塚大輔さん「県の皆さまと連携して市町村の課題や困りごとを共有いただいて、解決できる策をご提供していく。県内の企業・団体とも連携して拡充できるメニューを新年度以降、増やしていきたい」

また、県独自の取り組みとして、県内企業をローカル会員として募り地域の強みを生かした体制作りを目指していきたいとしています。
県教育委員会 高橋広樹 教育長「これまでも市町村と県教育委員会との間でしっかりといろんな話し合いをしながら課題を共有して取り組んできた一つの成果だと思っています。上手にブカサポのサポートを本県に導入していくというのが私どもの役割だと考えている」

今後、まずは実証地域で支援について検証し、県内すべての自治体に支援可能な体制を整備していきたいとしています。
