県立酒田光陵高校の学習支援システムに外部からの不正アクセスがあったことがわかりました。

職員や生徒、卒業生など合わせて1155人分の氏名などが外部に不正に取得されたということです。

県立酒田光陵高校によりますと今月5日の午前7時20分ごろ、学校で利用している「ICT学習支援システム」に入れないことが分かったということです。

その後、システムの管理会社と連携しシステムを停止した上で調査したところ、不正アクセスが確認されたということです。

不正アクセスにより、全ての職員と生徒、そして過去に在籍していた職員と卒業生
合わせて1155人分のアカウントと氏名が外部に不正に取得されたことが分かったということです。

高校ではアカウントと氏名以外の個人情報の不正な取得は確認されていないとしています。

また、今回の不正アクセスにより、高校のアカウントで、およそ260万件の不正なメールが作られ送信されたということです。

高校では今月7日にシステムを復旧し、その後2段階認証などセキュリティ強化を行いました。

さらに新年度からは学校独自のセキュリティ管理体制を改め、専門業者に委託し、一層の強化を行うとしています。

高校では警察に被害を報告し、対応を相談しているということです。