山形県鶴岡市の高校では、デジタル技術への理解を深めようと特別な授業が行われました。

県では国の補助をうけてデジタルなど成長分野の人材育成を計ろうと、県内の17校をDXハイスクールとしています。

このうち県立鶴岡中央高校では今年度、専門家を招いての授業を行っていて、きょうは1年生およそ200人がデータサイエンスについての授業を受けました。

まずは頭の体操です。

講師「35人のクラスに同じ誕生日の人がいる確率はどれくらい」

35人のクラスメイトがいたとして1年365日の中で誰かと誕生日が同じになる確率は非常に低いのですが、単に数字のみの計算ではなく、どの誕生日の人が多いかという実際のデータを加味して実社会に役立つ答えを出すのがデータサイエンス。

今は高度な計算処理能力を持つ人工知能・AIなどを使って計算が行われています。

きょうは特別に授業でスマートフォンを使い、生成AI「chatGPT」に質問の答えを出して貰うなどしてAIの活用法を体験しました。