将来の担い手確保に向け、中高生に医療や福祉の仕事に関心を持ってもらおうと、長井市できょう、進路説明会が開かれました。

医療や福祉に特化したこの進路説明会は、長井市の社会福祉法人が中高生と保護者を対象に毎年開いていて、きょうはおよそ20人が参加しました。


講師は看護師や介護福祉士など、6つの専門職。

どれも、欠かせない仕事ですが、慢性的に人手不足です。

きょうは、長井市内などで働く現役の職員が体験談を交えながら仕事について話すと、質疑応答では、学生時代にやるべきことなど、活発な質問が出されました。

親子で参加「もともと医療関係の仕事に興味があって、特に看護師にとても興味があったので、情報をたくさん知れて良かったです」

「親子で同じ情報が共有できるのと、改めて子どもがどういうふうに将来を見据えて、どう思っているのかとかも詳しく知ることができる機会だと思いました」


理学療法士は「理学療法士だったり、専門職の立場で貢献できることってすごく貴重な経験だと思うので、20代30代がこれから山形県をどんどんリードしていけるように共に切磋琢磨できればなと」


作業療法士は「医療や福祉関係は人員不足と言われていて、人が足りない中で働いている現状があって、少しでも福祉関係に興味を持っていただけるのが一番ありがたい」