■一見女の子のように見えますが...
大塚美咲アナウンサー「あちらの、真ん中の作品。フランスの画家、ルノワールが描いたものです。一見女の子のように見えますが、実は男の子を描いたものなんです。こちらの作品も見られるが3月いっぱいまでとなるものの一つです」

柔らかな頬や澄んだ瞳が印象的なこの作品。
当時フランスでは、男の子も女の子も同じような服装をする習慣があったことから、このような姿で描かれています。

モネの「サン=ジェルマンの森の中で」。
こちらも、今月まで見られる作品の1つ。

降り注ぐ光と、影のコントラストが細かなタッチで描かれ、幅広い世代に愛されている作品です。
山形美術館 大澤賢史 館長「今年の4月以降も、133の作品は残るわけですので、それも1年以上かけてできれば100パーセントに近い形で県民の皆様にご覧いただきたい。ぜひ、作品の前に立って名残惜しんでいただきたいし、堪能していただきたい」

県内で鑑賞できる期間が残り僅かとなった名作の数々。
貴重な機会を楽しんでみてはいかがでしょうか。