岩手県大船渡市で発生し、発生から4日目を迎えた山林火災。

JNNの取材では山火事は未だ収まらず、延焼が続いています。隣県から消防隊員が現場に入って消火活動をしていますが、風向きがすぐに変わってしまうなどの要因が消火を難しいものにしています。

※画像 大船渡市の火災

TUYに対し「正直、雨待ちです」と話すのは、山形県から応援に入った消防関係者です。

現場では空と陸の両方から消火活動が行われましたが、火を消すのは難しく、週明けに降る雨を待っているような状態。

これまで多くの家屋が焼けるなど大きな被害が出ていますが、これ以上被害が拡大しないように、地上で火を抑えるべきところの対処に当たったとのことです。

※画像 大船渡市の火災

これほどの火災になった要因として挙げられるのは”飛び火”。

消防関係者は現場の状況を踏まえ、「これほどの乾燥と強風を考えれば、あり得る」と、飛び火で山火事が拡大した可能性を示しました。

それにしても、なぜこれほど山林火災は「消えない」のでしょうか。去年のゴールデンウィークに山形県で起きた山火事の現場に、その理由が隠されていました。