きょう山形市で、高齢者のちょっとした困りごとをサポートする人を養成する「ちぇっとサポーター」養成講座が開かれました。
大内希美アナウンサー「参加者はイヤーマフやレンズの曇った特殊なゴーグルを着用しています。こうして高齢者が買い物の際に感じるちょっとした不便さを体験しています」

この講座は山形市社会福祉協議会が山形市内の出羽地区や千歳地区などの住民を対象に開いたものです。
「ちぇっとサポーター」とは、地域のお年寄りの「ちょっと助けてほしいこと」を手助けするボランティアスタッフのことで、山形市社会福祉協議会の職員が名付け、きょう初めて養成講座が開かれました。

背景にあるのは高齢化社会の進行。
今後日本の人口の5人に1人が75歳以上の後期高齢者となることが見込まれ、助け合うことでよりよい地域づくりを目指そうというものです。
