■観光目的で遭難に至るケースも

県警によりますと、県内では登山を目的に山に入り遭難するケースの他に、観光を目的に訪れ、遭難に至るケースも確認されていて、注意が必要です。

スキーや観光のためリフトやロープウェイなどが整備されている場所では、仮に軽装であっても標高が高い場所に行くことができます。

十分な防寒装備がないままにそこからさらに山の奥に入り、低体温症や凍傷のために動けなくなって遭難してしまうということです。

山形県警察本部 地域課 氏家泰彦 次長「樹氷で有名な蔵王ですけど、樹氷ができるということはそれだけ厳しい強風や湿気を含んだ風が叩きつける極めて厳しい環境になりますので」