稲刈りもいまが最盛期!ただ、新米が食べられるまでにはまだまだ手間がかかります。山形市ではきょう、児童に食の大切さを学んでもらおうと、「昔ながらの方法」で稲の脱穀作業が行われました。
真剣な表情の子どもたち。山形市立村木沢小学校では、先月、子どもたちが刈り取ったもち米の脱穀作業が行われました。ただ、使っているのは、歴史の教科書で見たことがあるような道具です。
初めて使う道具に、悪戦苦闘する子どもたち。
いまではコンバインであっという間にできてしまう脱穀作業も、昔は、地道に手作業で行われていたんですね。
たとえば、こちらの竹製の道具。古代に使われていた「カラハシ」と呼ばれるもので竹の割れ目に稲穂を1本ずつ通して米を稲から外しています。
作業する子ども
「気持ちいい!すっきりする」
子どもたちにきょうの感想を聞いてみると・・・?
小学生
「楽しかった。稲が持ちづらくて、回すのが強かったので難しかったです」
小学生
「昔の道具でやる大変さを学べました」
脱穀したもち米は「紅白もち」にして、来月、子どもたちに配られるということです。