一酸化炭素中毒とは

そもそも一酸化炭素中毒とは何かを見ていきたいと思います。
山形市消防本部に聞きました。

一酸化炭素は不完全燃焼などで発生するものなんですね。無味無臭で空気とほぼ同じ重さだということで、発生してもなかなか気づかないそうです。

しかも血中ヘモグロビンとの親和性が酸素の250倍以上だそうで、これどういうことかというと、血というのは体の中で隅々まで酸素を運ぶ役割をしますよね。その役割をしている血に、酸素よりも先に一酸化炭素が結びついちゃう。

酸素がなかなか体中に回らなくなって酸欠状態になる。それが一酸化炭素中毒ということなんだそうです。