山形県新庄市ではおととい、市の中心部にクマが出没しました。

クマは最上公園で一夜を過ごしきのう午前、住宅街で捕獲されました。

目撃情報から18時間、住宅街に居座ったクマ騒動を振り返ります。

クマは最初、おととい午後1時半ごろ新庄市十日町で目撃されました。

この映像は、その後午後2時半すぎに新庄市立新庄中学校で撮影されたものです。

クマは体長およそ1メートルとみられ、この後、中学校の敷地から、すぐ隣の最上公園に移動します。

クマはそのまま公園内に居座り、警察や消防団、猟友会などおよそ150人が公園の周囲を取り囲み警戒にあたります。

「頼むから檻に入ってくれ」

公園内には、わなが仕掛けられましたが、クマはお堀近くに姿を現します。

消防団「(クマは)木の下の雪のない場所で草を食べたりしていて、少しウロウロしてその後、警戒したのか上の方に登って行ってそこから動きはない」

消防団とのにらみ合いが夜通し続きました。