運転免許を自主返納した人の交通安全を守ろうと、トラック協会がきょう、県警察本部に夜光反射キーホルダーを贈りました。

この取り組みは県トラック協会が毎年行っていて今回で5回目です。

県トラック協会が県警察本部に寄贈したのは5000個の夜光反射キーホルダーで、免許の手続きなどを行う県総合交通安全センターや各警察署で運転免許証を自主返納した人全員に配られます。

山形県トラック協会 熊澤貞二 会長「高齢者の方々、そして小さいお子様方、夕方のお散歩やお買い物、遊びの帰り、そんな時にこの光るお守りでちょっとでも役に立てれば」

警察によりますと去年、県内で運転免許証を自主返納した人は4867人で、そのうちおよそ98%が65歳以上の高齢者だということです。

また、去年県内で夜間の交通事故で亡くなった歩行者は4人で、そのうち全員が夜光反射材などをつけていませんでした。

警察は、夜間外を歩く際は目立つ色の服や夜光反射材を身につけるよう呼びかけています。