県内各地でスキー場開きが行われる中、上山市のスキー場では、きょう、万が一の事態に備える救助訓練が行われました。

今年は小さな子どもに安心してもらうための新たな訓練も行われました。

蔵王にあるスキー場の中でもっとも標高が低く、手軽に出かけられると家族連れに人気の猿倉スキー場です。

利用者が安心して楽しめるよう職員と上山市の消防隊員などが毎年オープンを前に 合同で訓練を行っています。



藤井響樹アナウンサー「こちらの訓練ではリフトが緊急停止して身動きが取れなくなってしまった場合の救助が行われています。地上の隊員が支えている黒い棒、救助ポールをリフトのワイヤーに引っ掛けそれを利用してロープを使って隊員が上に登っていき救助が行われます」

今年、はじめて行われたのは、小さな子どもを止まったリフトから救助する訓練です。

これまでは救助される側が特殊なベルトを自分で巻いて救助を待つ方法でしたが、
子どもなど一人でベルトを装着することが難しい場合を想定して、隊員がロープで登り、救助する訓練が行われました。