きょうから「冬の交通安全県民運動」が始まり、パトカーなどの出発式が行われました。
「冬の交通安全県民運動」は忘年会シーズンで多くなる飲酒運転を撲滅しようと、毎年、この時期に行われています。
今年、飲酒運転で検挙された件数はきのう現在で70件で、去年に比べて28件増加しています。

この検挙件数は、ここ10年で最悪となっています。

山形警察署できょう行われた出発式では、飲酒運転撲滅の呼びかけに合わせ、県内で頻発している特殊詐欺や強盗事件などへの注意も呼びかけました。

山形警察署生活安全課 藤田周平 犯罪抑止対策係長「年末年始にかけて人の流れ、車の動きも活発になるので飲酒運転の取り締まりの方も強化してまいりたい」

冬の交通安全県民運動は今月20日まで行われ、警察ではパトロールの回数を増やすほか、飲食店などに飲酒運転の防止を呼びかけていくということです。
