大沢コミュニティ振興会 後藤正一さん「私の胸のあたりまで水位があがって、もう終わりかと。蔵が流されてトラックも流されてそんな状況でした」

トークイベントでは住民を交え、復旧・復興のこれまでとこれからが話し合われました。

そんな中、料理やお菓子作りが得意な遠田さんには新しい目標ができたようです。

大沢んめちゃんず 遠田恵美子さん「北青沢には住めません。住めませんけど私は人のつながりが好きなので、どこでもいいのでカフェみたいな、お話の出来る場があれば」



合同会社COCOSATO 阿部彩人さん「ここまでこられるとは豪雨災害直後は思っていなかったが、みんなで集まって心をひとつにできたことがすごくうれしい」

大沢地区では現在も多くの人が避難を続けています。

中には、もともとの23世帯から5世帯にまで住民が減ってしまった集落もあり、地区の存続が危ぶまれています。

それでも地区の絆を頼りに、被災地で住民たちは多くの課題を抱えながら、一歩ずつ前に進んでいます。