道幅の狭い線路下の道路を安全に通れるようにと、今月山形市に県内初導入となる「注意点滅灯」が設置されました。

山形市桜田西の市道です。

通学路として利用している小学生たちを困らせているのは、こちらの線路下の道路。

車1台がやっと通れるくらいの道幅で、児童の登下校の際、危険な場所となっています。

児童「渡ってる途中なのに向こう側から車がきたりして、結構通りにくくて・・」

児童「車と車に挟まれたらどうすればいいかわからない」

そんな中、山形市が交通事故防止のため導入したのがこの「注意点滅灯」です。



松浦亜実 記者「注意点滅灯はあちらとこちらにあわせて2台設置されています。今は光っていないんですが、こちらを見てください。手をかざすとこのように上の部分に点滅し、運転手に歩行者が来たことを事前に知らせることができます」

片方のセンサーに手をかざすことで、同時に反対側も30秒間点滅する仕組みです。

今月1日から運用が始まり、実際利用している児童たちは。

児童「向こう側から来る車が止まってくれれば私も渡りやすいかな」

児童「(設置されたことで)安心はしているが、まだドライバ―が理解していないのでし不安です」



山形市都市整備部 佐藤充 係長「(ドライバーには)点滅を確認していただいて、減速していただく。そういったことをしていただくと交通事故防止の向上につながっていくのではないか」

山形市は、ドライバーに対し点滅していたらすぐに減速し、歩行者に注意してほしいと呼びかけています。