電気自動車メーカーが作る急速充電設備が山形県酒田市のコンビニエンスストアに設置されました。
県内のコンビニへの設置は初めてで、脱炭素社会への貢献が期待されています。
こちらが、Tesla(テスラ)スーパーチャージャーです。

「Tesla(テスラ)」の電気自動車専用の急速充電設備で、車体にプラグを差し込むことで充電し、およそ15分充電すれば最大275キロメートルを走行できるということです。

大手コンビニエンスストアのファミリーマートは、去年6月から訪れる人の利便性を高めることなどを目的に、この充電設備の設置を全国で進めていて、これまでに9都県11店舗に設置しています。

今回、観光などで多くの利用者が見込めるとして、先月29日に酒田市内のコンビニに4基が設置されました。

この充電設備は、県内では山形市の商業施設に4基が設置されていましたが、県内のコンビニに設置されるのは初めてです。

ファミリーマート 若槇彰さん「安心して酒田の観光名所を巡ってもらうためにも酒田市に設置をさせていただいた。充電している間に店内で珈琲など買い物をしてもらえれば」

ファミリーマートでは今後、店舗駐車場を活用した電気自動車の試乗会の開催を検討するなど、持続可能な社会の実現に貢献していきたいとしています。
