きょう午前、酒田市の沖合で酒田海上保安部の巡視船の機関砲の部品が射撃訓練中に外れ、海に落ちたということです。
部品は危険なものではないということです。
酒田海上保安部によりますと、きょう午前11時46分頃、酒田海上保安部所属の巡視船つるぎが、酒田市の西の日本海で射撃訓練をしていたところ、機関砲の部品が外れ、海中に落下したということです。

機関砲は巡視船に搭載されている20ミリ機関砲で、外れたのは6本ある砲身を先端部分で束ねて固定する部品でした。
部品は海に沈んだということですが、危険なものではないということです。
この事故でけが人や付近の一般船舶への影響は出ていません。

部品が沈んだのは酒田港南防波堤灯台から西におよそ34キロメートルの海上で、
水深はおよそ450メートルあるということです。
酒田海上保安部では部品が落下した原因などについて調べを進めています。