キノコ採りを目的に山に入り行方が分からなくなっていた74歳の男性が、きょう正午ごろ、心肺停止の状態で発見されました。
警察によりますと、山形市蔵王成沢の農業、須田喜寛(すだ・よしひろ)さん(74)は、きのう午前6時頃、家族に「キノコ採りに行く」と言って車で外出したと
いうことです。
しかし、日没になっても戻らず家族が警察に通報しました。
その後、警察官が上山市小穴の山の中の道路で須田さんの車を発見しましたが須田さんの姿は見えず、警察などが行方を捜していました。
そして、きょう正午頃、上山市小穴の集会施設から1.2キロメートルほどの山の中で、捜索していた消防隊員が須田さんを発見したということです。
須田さんは心肺停止の状態で、病院に運ばれました。

また、山寺にキノコ採りに行っていた山形市の古川敏夫(ふるかわ・としお)さんは沢の中で発見され、死亡が確認されました。
