その後の取材で、犯行当時の状況がわかってきました。

当時、郵便局の事務室で郵便局員の70代の女性が1人で勤務していたところ、事務室の隣にある和室から物音がしたということです。

女性が和室に行くと男が1人で立っていて、包丁を突き付けられました。

そのまま2人は事務室に移動。男は女性に「金を入れろ」と言って脅し、要求金額なども話したということです。

女性が現金100万円をバッグに入れると、バッグごと現金を奪い、簡易郵便局から南の方向に走って逃げました。

時間は5分ほどでした。

男は客が入る正面出入り口ではなく、従業員のエリアから入ってきたとみられています。

松浦亜実 記者「現場から南におよそ300メートルの地点です。現在警察の機動隊が犯人の手がかりとなるものを探しているとみられます」

事務室に設置された防犯カメラには男の姿が映っていて、警察では防犯カメラの映像も解析するなどしていて、逃げた男の行方を追っています。