きのう、白鷹町の簡易郵便局に包丁を持った男が押し入って、現金100万円を奪った強盗事件で、男は現在も逃走しています。

その後の取材で、犯行当時の状況がわかってきました。

松浦亜実 記者「強盗事件から一夜が明けました。規制線は解除され、現在警察が実況見分をおこなっています」

きょう現場では、郵便局の関係者立ち合いのもと実況見分が行われていました。

この事件は、きのう午後2時45分頃、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局で男が70代の女性局員に包丁を向け「金を入れろ」と脅したものです。

男は現金100万円を黒色のバッグに入れて徒歩で逃走しました。けが人は確認されていません。

男は青色系の襟付き半袖シャツに灰色系のズボン、薄茶色のキャップに白色の軍手をしてマスク姿でした。メガネはかけておらず、黒の運動靴をはいていました。

マスクなどでよく見えないものの、年代は20代や30代ではなく、もっと上とみられています。

男は包丁を持ったまま郵便局を出て、現在も逃走しています。

近所の人「事件なんて起きるなんて考えられない。こんな静かなところでそんな事件が起きるなんて。犯人がまだ捕まってないということだけはちょっと怖い」

けさ、現場近くの荒砥小学校では、保護者とともに登校する子どもたちの姿が見られました。

きょうは屋外活動はせず、窓はすべて施錠した状態で学習するということです。

荒砥小学校 丸川和久校長「子どもを一人にしないという原則で登校の対応をとった。不安な思いでいる子ども多いかなと思いますので子どもたちの命を守るということ、安全安心を第一の考えた学校経営、保護者の方、地域の方と連携しながら進めていきたい」