山形県を襲った記録的な大雨からきのうで2週間です。
県内の被害額は660億円を超え、災害の被害としては過去最悪となる見通しとなっています。
こうした中、各地でボランティア活動も開始されていますが、人手が足りていない地域もあります。
大雨の影響で県内では、道路ののり面が崩落したり、川の水があふれたりするなど、道路と河川を合わせて1354か所で被害が確認されていて、公共土木施設への被害額はおよそ581億円にのぼります。


また、農林水産業では、農作物の浸水や土砂の流入などでおよそ8600ヘクタールが被害を受けているほか、農業用施設や水産関係など、32の市町村で被害が確認され、被害額は少なくとも80億円に上る見通しです。

また県内では、およそ4000の住宅が倒壊や浸水などの被害が出たとみられていて、現在も4つの市町村で220人が避難所などに身を寄せています。
