庭月の灯ろう流しで知られる山形県鮭川村の庭月観音も、大雨による被害を受けました。

今年の夏の風物詩へも影響が及んでいます。

こちらは最上三十三観音の一つ「庭月観音」です。おとといボランティアの人たちが寺の片付け作業を行いました。

庭月観音では、先月25日に、寺のすぐ側を流れる川が溢れ、寺一帯が、人の腰が浸かるほどの泥水に覆われました。



庭月観音 庭崎賢恵 住職「命の危険ですよね、ここまで(水が)きちゃったら。畳は浮いている、ものは流れる、倒れてくるだから。ゴムボートに乗って、私と副住職が最後に堤防に逃げた」

命の危険さえも感じた大雨。幸いにも本堂の本尊などは無事だったそうですが・・・

庭月観音 庭崎賢恵 住職「ここからは仏様の世界。ここまで、84センチまで水が上がった。いまの状態では、下にも水が入っているし泥だらけだから。そこがつらい」