子どもを地域で保護していこうと天童市できょう「こども110番の家」の開所式が開かれました。

「こども110番の家」は、子どもが誘拐や暴力など何らかの被害に遭ったとき、または遭いそうなときに、助けを求める場所となるものです。

きょう新たに、こども110番の家として登録されたのは、スーパーのヤマザワです。

きょうの開所式には、警察とヤマザワの関係者のほか、近くの学童に通う子どもたちも参加しました。

県内に44店舗あるすべてのヤマザワが今月から「こども110番の家」になり、子どもが危険を感じた時や体調が悪くなった時に駆け込むことができます。

「いかのおすしのし。知らせる。はい、大正解です!」

開所式では、不審者を見かけたり、声をかけられたりした場合には「こども110番の家」などに逃げ込み、大人たちに助けを求めましょうと子どもたちへの説明も行われました。

長岡よつば児童クラブの児童 奥山美咲さん「自分たちの身近にあるヤマザワだったので、困ったときは近くに逃げこめるというところが増えたので、よかったと思います。身の恐れとか感じた時にはすぐに駆け込みたいと思いました」

株式会社ヤマザワ社長 古山利昭「いつでも困ったときにヤマザワに入ってきていただいて、安心だよねと言っていただけるようにしたいなと思っています」

「こども110番の家」は山形県内に1万1000箇所以上あって、ステッカーなどで分かるようになっているということです。