山形県小国町の飯豊連峰の山中で、70歳の男性が登山道から転落しました。

男性はおよそ150メートル下に転落していて、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

警察によりますと、きょう午前10時半ごろ、小国町小玉川の飯豊連峰の山中で千葉県の70歳の会社員、大塚国広さんが登山道から転落したと警察に通報がありました。

県消防防災ヘリ「もがみ」が出動し、捜索したところ、およそ3時間後に登山道からおよそ150メートル下で大塚さんを発見したということです。

発見時、大塚さんは意識がなく、病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。

大塚さんは仲間と3人で登山のため山に入っていたということです。

現場は地面が凍結していたということで警察では大塚さんが足を滑らせて転落した可能性もあるとみて調べを進めています。