夏の甲子園を目指し、球児たちの白球に思いを込めて熱戦を繰り広げる全国高校野球山形大会がきょう開幕しました。

中山町のヤマリョースタジアム山形では、開会式が行われ、去年、優勝した日大山形を先頭に出場する45校、41チームが堂々の入場行進をみせました。

このあと、県高野連の髙橋良治会長が「大に競い合い、高め合い、学び合ってほしい」と選手たちを激励しました。

そして、酒田東の尾形瑛智キャプテンが選手宣誓しました。
酒田東高校野球部 尾形瑛智 主将「我々、選手一同は、夏の暑い日も冬の寒い日も一意専心で野球に取り組み、日々、練習を積み重ねてきました。仲間とともに全力を尽くし最高の夏にすることを誓います」

きょうは午後から、開幕戦が行われ山形工業と東桜学館が対戦しました。

試合は、1回オモテ、山形工業の3番、橋本がレフトフライをあげると、タッチアップで佐藤がホームイン、先制点をあげます。
続く4番、相澤のライトオーバーのヒットなどで2点を追加すると、迎えた7番佐竹。
今大会第一号となった2ランホームラン。山形工業は、初回だけで5得点と大量リードを奪います。

東桜学館は、1回ウラに4番齋藤のヒットで1点を返します。

そして、2回オモテ、山形工業は、4番相澤のレフト前タイムリーヒットでさらに1点を奪い、ランナー1、2塁の場面で、5番伊藤。

山形工業は、2回までで9得点とさらにリードを広げます。
東桜学館は、2回ウラに8番の峯田がレフト前にヒットを打つと、9番高橋がセンターへのタイムリー2ベースヒットで1点を返します。
しかし、その後も山形工業の打線の勢いは止まることなく、結果13対8で山形工業が勝利しました。

決勝は、今月26日に行われる予定です。








