■男「にげてやろう」
裁判で検察側は、男が警察に声を掛けられたところ逃走して逆走や事故を起こしたとし、当時被告は「警察に捕まりたくない。まいてにげてやろう」と考え時速110キロほどで逆走していたと犯行の悪質性を指摘しました。

また検察は、男が週に1、2回ほど、国道13号を車で時速160キロほどのスピードで走行するなどしていたことも指摘しました。

検察は「一歩間違えば、重大な結果を招きかねなかった」として、危険運転致傷に懲役1年6か月、道路運送車両法違反に罰金8万円を求刑。
一方、弁護側は犯行の元となったナンバープレートについて、同乗していた友人が折り曲げたものであり、逆走や速度違反は計画的なものではないとした上で、家族による更生環境も整っているとし執行猶予付きの判決を求めました。

判決は来月1日に山形地裁で言い渡されます。







