去年本格デビューしたさくらんぼの大玉新品種「やまがた紅王」。その重さを競うコンテストが、きょう、山形県寒河江市で開かれました。

1位に輝く「やまがた紅王」は、果たして。

やまがた紅王大玉コンテストには、今年、村山や置賜地域などから39点がエントリーしました。



出品できるのは、直径31ミリ、色づき80%以上の4Lサイズ以上のもののみで、10粒合計の重さを競います。



松浦亜実 記者「第2回やまがた紅王大玉コンテストがスタートしました。まずは予備選です。県の担当者が色や大きさなどをチェックしています」

事前に、色づきや大きさのほか、劣化したものがないかなどを目視で確認します。


「グラム数は、101.8グラムとなりました!」



そして、いよいよ本選がはじまります。職員が1パックずつ丁寧に計量器にのせ、重さをはかっていきます。


「グラム数は、148.1グラムです!順位更新です!いま第3位のグラム数です!」


コンテストの結果、1位に輝いたのは、天童市の村形静雄さん。10粒の合計は、パックを除いて142.6グラムでした。


松浦亜実 記者「こちらが1位となった紅王です。色も濃く、とてもツヤツヤとしていて、500円玉よりも大きいサイズです」

県農林水産部園芸大国推進課 近野広行 課長「今年は収穫時期がだいぶ前倒しになりまして、なかなか大玉の果実を作るのが難しい年だったと思います。そういった中で、これだけ大きいものを作ってもらい、生産者の技術の高さやこの品種の特徴を出してもらって嬉しく思っている」


今回出品された「やまがた紅王」は、今月22日午前10時からイオンモール山形南にて販売されます。

整理券は午前9時から配布され、1位は、1万5千円で販売されるということです。