山形県内では連日、クマの目撃が相次ぎ、山形市では、去年を上回るペースでクマが目撃されています。
これを受け、山形市の佐藤孝弘市長は、「クマ対策は猟友会との連携に尽きる」との姿勢を示しました。
県内ではクマの目撃が相次ぎ、このうち、山形市では今年に入ってきのうまでに、19件目撃されています。

これは前の年の同じ時期の3倍近くとなっています。
またきのうは、山形市蔵王半郷で、市内では今年初めてとなるサクランボの食害も確認されています。

佐藤孝弘 山形市長「猟友会のみなさんなどとしっかり情報共有、連携しながら、対策を行っていくことに尽きるかなと思っています」

一方で、村山市では、クマを捕獲したハンターへの謝礼金について、これまでの1頭あたり1万円から3万円に上げる方針を示しています。これに対し、山形市は。

山形市の担当者「アーバンベア対応ということで、街中にクマが出てきた場合、猟友会や自治体に出動をお願いするが、一人当たり一日1万円を、報奨金とは別に、日当をお支払いしている」

山形市では、クマ1頭あたり1万円の報奨金を出しています。

また、猟友会などの協力を得て、去年8月に「アーバンベア等対応チーム」を立ち上げていて、市では今後、さらにクマ対策を強化していくということです。








