市街地でクマの目撃が相次いでいるとして、県は「クマ出没注意報」を出し、注意を呼びかけています。
県によりますと、26日までの1週間でクマが市街地で目撃された件数は5件となっています。

このため県はきのう、市街地でクマによる人身被害が発生する恐れがあるとして、「クマ出没注意報」を発令しました。
期間は8月31日までです。


県によりますと、クマの目撃件数は、例年6月に急増するということで、県は、今後目撃件数が増えた場合は警報に切り替える可能性があるとしています。

きょうは、米沢市の米沢栄養大学のすぐ裏手の河川敷で南に歩いているクマが目撃されています。

県はクマが市街地に来ないようにする対策として、家の周囲にあるとり残しの果実や野菜、ハチの巣は撤去し、生ゴミなどを放置しないこと、クマが隠れられる場所を少なくするため、市街地周辺の河川敷や公園などの草を刈ることなどをあげています。


またクマに出遭った場合は、背を向けず落ち着いてゆっくりその場から離れることなどを呼びかけています。








