梅雨の時期を前に山形県山形市できょう、園児たちが雨の日の交差点の渡り方を学びました。
「道路でお昼寝をしてもいいでしょうか?ダメだよ~と思うお友達」
「は~い!」

この教室は、雨の日はドライバーも歩行者も視界が悪くなり交通事故の危険性が高まることから、子どもたちに交通安全の意識を高めてもらおうと、ヤマコーが開いているものです。
きょうは、千歳認定こども園の園児38人が参加しました。

園児ははじめに、交通指導員から道路を渡るときは手を挙げて左右を確認することや安全な傘の差し方などの説明を受けました。

「右みて、左みて渡ります」
習ったあとは実践です。警察官などが見守る中、実際の横断歩道を渡ってみます。
参加した園児「傘をまっすぐにして渡りました」

参加した園児「右みて左みて渡った。車に気をつけて渡りたい」

昨年度の県内の交通事故は2780件あり、そのうち、交差点での事故の割合は61.9%です。
未就学児が巻き込まれる事故も30件起きています。

ヤマコー 漆山晃 県営駐車場支配人「これから梅雨を迎えるにあたって、交通安全にくれぐれも注意して、逆に家族の皆さんにだめだよとか言ってもらえるようになってもらえたらなと」

警察によりますと、子どもの視野は大人の3分の2程度ということで、横断歩道を渡る子どもも、車の運転手も、繰り返し安全確認をして注意してもらいたいとしています。








