東北芸術工科大学で、デザインを学ぶ学生たちの作品展がきょうから開かれています。
東北芸術工科大学できょう始まった作品展「グラフィックプレゼンテーション」。

人に伝えるためのデザインを学ぶ学生たちの作品、およそ300点が展示されています。
グラフィックデザイン学科3年 岡村茉柚さん「(横から見ると重なっているように見える)間にパネルを挟むことで層の影が落ちるような仕組みになっている」

こちらは、4枚のパネルを4年間の学びに見立てて作成した作品展のメインビジュアルです。

グラフィックデザイン学科3年 岡村茉柚さん「グラフィックデザイン学科の、学びの積み重ねが見えてくる演習にしたい。今回のパネル、ポスター、ビジュアルを
見て感じ取ってほしい」

会場には、実際に市内のお店で使われているメニューや、触って楽しめるユニークな作品も。

こちらは、弓の形を模した秘伝の巻物。

中を開くと、伸びる、伸びる、まだ伸びる!?その長さ、なんと20メートルにも。
驚きの作品です。

白と黒で描かれた気になる作品を見つけました。

矢野秀樹アナウンサー「色々なタッチの絵がある。全てボールペンで描かれている。何を描いているか分かりますか」
グラフィックデザイン学科3年 長谷川淑乃さん「近くで見るとただの集合体の絵になる。遠くから一歩離れて見た時に、だんだん自分が見えてくるというコンセプトでそれをビジュアル化しました」


長谷川さんは白黒の幾何学模様で、自己表現に挑戦しました。
グラフィックデザイン学科3年 長谷川淑乃 さん「積み重ねという部分がポイント。1年次の感覚的なビジュアルから2年次、3年次と段々形になっていくところを見てほしい」


学生たちの成長をたどるこの作品展は、山形市の東北芸術工科大学で今月25日まで開かれています。








