申請書類の印刷、発送などの準備が・・・

しかし、チューリップテレビが県内の15市町村に取材したところ、すべての市町村で年内の給付開始は困難であることがわかりました。

7万円給付は国の補正予算成立を受けてから地方議会の議決または首長の専決処分による予算化が必要ですが、富山市議会の場合、予算が議決されるのは最終日の12月20日のため、申請書類の印刷や発送といった準備が間に合わないのです。

ほかの市町村も同様の理由で年内の給付は困難としています。

各市町村の給付開始時期と対象世帯の見込みは次の通りです。

富山市が年明け以降で4万2000世帯、高岡市が年明け以降で1万6000世帯、射水市が1月末から2月上旬で7200世帯、魚津市が2月中旬以降で3400世帯、氷見市が2月中旬で4000世帯です。

南砺市が2月以降で3500世帯、砺波市が年明け以降で2600世帯、黒部市が年明け以降で2500世帯、滑川市が2月中旬で2000世帯、小矢部市が年明け以降で1800世帯です。

上市町が年明け以降で1800世帯、立山町が1月末で1800世帯入善町が年明け以降で1500世帯朝日町が1月末で1100世帯、舟橋村が2月中で150世帯です。