富山市内の駐車場で乾燥大麻0.98グラムを所持していたとして、岐阜県高山市の21歳の男が逮捕されました。警察は、尿検査からコカインの成分が検出されたとして麻薬取締法違反の疑いでも逮捕しましたが、男はコカインの使用について否認しています。

大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、岐阜県高山市の無職、中田小太郎(21)容疑者です。

警察によりますと、10月4日午後6時20分ごろ、警察に「不審者がいる」と通報がありました。通報内容から富山市内の駐車場に駆けつけた警察が、軽乗用車の車内に一人でいる男に職務質問や所持品検査をしたところ、大麻とみられるものが見つかりました。鑑定の結果、乾燥大麻0.98グラムと判明し、翌日、警察が緊急逮捕。

さらに、4日に調べた中田容疑者の尿から、麻薬であるコカインの成分が検出されたとして、警察は10月25日に麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで中田容疑者を逮捕しました。

警察によりますと、中田容疑者は乾燥大麻を所持したことは認めているということですが、コカインの使用については「心当たりがない」と容疑を否認しています。

警察は、余罪の有無や、大麻の入手ルートについて調べを進めています