重症は点滴、2割の人は痛みが長引く
帯状ほう疹になった場合どんな治療をすればいいのでしょうか?富山市の専門医は。
皮膚科さいとう・斎藤敦医師:「できるだけ早く抗ウイルス薬を服用すること。発疹がでたら3日以内に治療を開始するのが理想です。症状の緩和や合併症の軽減を目指すことが大切です。ただし重症の場合は入院して抗ウイルス薬を点滴することもあります」
部位によって痛みは違いますが、顔や頭に出ると耐えられないほどの痛みとなります。いったいどうやって痛みをおさえることができるのでしょうか?
皮膚科さいとう・斎藤敦医師:「通常は数週間で痛みはおさまっていきますが、中には数か月から、年単位でも痛みが残る人がいて、残った痛みのことを“帯状ほう疹後神経痛”といいますが、だいたい帯状ほう疹の2割くらいは長く続くといわれています。その場合は神経の痛みに効果的な薬剤や注射を用いたり、レーザー治療を行ったり、さまざまな治療法を組み合わせて症状の改善を目指します」
顔に帯状ほう疹が出た女性は1年経っても痛みが治まらず、現在も神経性の痛みを和らげる薬と、末しょう神経障害を改善する薬、そして痛みや熱を抑える薬など複数を飲み続けています。
帯状ほう疹の予防の一つとして注目されているのがワクチンです。“帯状ほう疹を予防するワクチンを50歳以上になったら打ちましょう”という内容のテレビコマーシャルが放映されていますが、富山市内の内科では去年に比べて2倍以上ワクチンを接種する人が増えたといいます。
8年前と今年5月の2回、帯状ほう疹ワクチンを接種した60代の女性に話を聞きました。
帯状ほう疹ワクチンを打った女性:「昔両親が帯状ほう疹になりまして、特に父は顔に出て、麻痺がひどく大学病院に入院しました。痛い痛いとかわいそうだった。母も足に帯状ほう疹が出て、両親が苦しむ姿を見て自分はワクチンを打とうと思いました」
同年代の友人との会話でも、帯状ほう疹やワクチンの話がたびたび出るそうです。どんなワクチンを打てばいいのかという話題も。
帯状ほう疹ワクチンを打った女性:「2種類のワクチンがあって値段や効果が全然違うので迷いました。8年前に値段が安いほうのワクチンを打ちましたが、効果が数年と聞いていたので、今年5月に別の種類の高いほうのワクチンを再度打ちました。こちらは熱や倦怠感などの副反応があると聞いていましたが私は出ませんでした。これで効果続く10年間は安心できるかな…」










