子どもに対する性暴力の被害は富山県内で徐々に表面化しています。小さい頃に受けた行為が、性暴力と自覚のないケースもある一方、親を気遣い内緒にする子どももいます。重要なのは、子どもが出すサインを保護者が見落とさないことです。
性暴力被害ワンストップ 支援センターとやま
木村なぎセンター:「近年10代までの相談が非常に増えてきている感じはします。2018年は約3割程度は10代まで、昨年でいえば4割。もともとあったのが、顕在化してきたのかなと思っています」

3年間に「性暴力被害ワンストップ支援センターとやま」に寄せられた相談件数です。相談件数はほぼ横ばいではあるもののの、世代別で10代までを見ると右肩上がりに。若い世代で問題が深刻化していることが分かります。

また、木村センター長自身も小学1年生のころ、性暴力被害を受けたと話します。

性暴力被害ワンストップ 支援センターとやま
木村なぎセンター:「短いズボンを履いて歩いていると、近所のおじさんに姉ちゃんいい脚しているねと言われたんです。それがすごく、なんか嫌だった。嫌だったけど、どう対応していいか分からなくてニコニコって笑って通り過ぎるのがやっとだったんです。でも、性暴力ってどんなものなんだろうって学んだ中で、あれも性暴力だったんだと気付かされました」

木村センター長のように、小さい頃に受けた行為が性暴力だと自覚がないケースがある一方、親を気遣いして内緒にする子どももいるとのことです。その際、子どもが出すサインを保護者が見落とさないことが重要です。

性暴力被害ワンストップ支援センターとやま
木村なぎセンター:「(ご飯を)食べられなくなったとか、夜眠れなくなったとか、今まで成績が良かったのに急に下がったとか。何らかの症状で絶対サインは出していると思います。普段から近くにいる大人がキャッチして気づいて、何かあった、最近こんなこと起きているんだけど、ちょっと気になっているんだけどと、聞いてあげるというか、気にかけるといったところがすごく大事です」

ジャニーズ事務所の性加害問題が発端となり注目される「子どもへの性暴力」。いま子どもたちに必要なのは「性」について学べる教育環境です。
性暴力被害ワンストップ支援センターとやま
木村なぎセンター長:「世界の性教育のガイダンスでは5歳からスタートとなっていて、私たちもそれはすごく納得できるというか、それぐらい小さい頃から進めていただきたいと思っています。そのことが、性暴力が少しでも減っていく方向に向かっていくのではないかと思っています」











