夏本番を前にプールの指導員などを対象にした安全講習会が開かれました。後を絶たないプール事故を防ぐために。ポイントとなるのは「危機意識を持つこと」です。
この講習会は、プールでの事故防止と安全管理の徹底に向けて、日本スイミングクラブ協会が、全国で開いているものです。

新型コロナの影響で3年ぶりの開催となったことしは、県内を含む全国からスイミングスクールの指導員やスタッフなど、およそ20人が参加しました。

警察庁によりますと、2018年から去年までの間にプールで亡くなった人は17人。ことし4月には、高岡市のスイミングスクールで5歳の男の子がおよそ5分間にわたって溺れ、死亡するなど再発防止に向けた監視態勢が課題となっています。


日本スイミングクラブ協会北陸支部
加藤裕雄 安全水泳委員長:「そもそも楽しいはずのプール、命を守る泳力を身に付けるためのスイミングスクールで起きた痛ましい事故。なぜその5分間も経過するまで誰も気づかなかったところはすごく残念」

後を絶たないプール事故を無くすために。参加者は監視員の適切な配置など、日頃からできる事故への備えを学びました。
富山県内からの参加者:「(事故は)起こるかもしれないではなく、起こりうることを大前提に、命を助けられるような組織・意識をつくっていきたい」
日本スイミングクラブ協会北陸支部
加藤裕雄 安全水泳委員長:「監視業務の根幹にあるものが、自分が監視している最中に死亡に直結する事故が起きるかもしれない危機意識をもって立っているかどうか。自分のプールで同じような事故が起きないような安全管理を努力してもらいたい」











