シロエビやホタルイカを使ったかき餅を製造する富山県射水市の米菓製造会社「米田」が、先月28日に事業を停止し、自己破産の準備に入ったことが、帝国データバンク富山支店の調査でわかりました。

帝国データバンク富山支店によりますと、米田は、製パン業を目的に1947年(昭和22年)に創業、1954年(昭和29年)に法人改組、1986年(昭和61年)の商号変更を機に、近年は富山湾のシロエビを使った「しろえびかき餅」を主力商品として、ホタルイカを丸ごと1匹使用したかき餅、乾餅などの米菓を製造するほか、大福やおはぎなどの生菓子も製造していました。

特にシロエビ使ったかき餅は発祥といわれ、当初は競合他社もいないなか、ピーク時の1995年6月期で2億5000万円を売り上げていました。

その後、同業他社が同様の製品を開発、販売を行うようになると売上高は減少傾向となり、2022年6月期は6000万円まで減少、赤字決算が続き債務超過の状態でした。

近年の仕入れコストの上昇や燃料の高騰等によって業績改善の見通しが立たず、資金繰りが限界に達したということです。負債は約1億円を見込んでいます。