去年一年間に富山県内からロシアに向けた自動車の輸出額は過去最高の1411億円あまりにのぼることがわかりました。
大阪税関は27日、去年一年間の貿易概況を発表し、富山県内からの輸出総額は1979年以降過去最高となるおよそ3331億円でした。
中でも中古自動車などロシア向けの「自動車」は過去最高の1411億円あまりと自動車の輸出全体のほとんどを占めていて、おととしと比べると輸出台数はおよそ1.8倍となっているのに対し、輸出金額はおよそ3.6倍と過去最大の伸びとなっています。
大阪税関によりますとロシアへの経済制裁による中古自動車需要の高まりや円安ルーブル高などの影響で自動車1台あたりの単価が急激に上がってるということです。
ロシアへの自動車の輸出台数は全国の港別では伏木港が1位、次いで富山港が2位となっていて台数・価格ともに全国の半分以上を占めています。










