富山県内では線状降水帯が相次いで発生し、氷見市に「レベル5大雨特別警報」が発表されました。5段階の警戒レベルのうち最も高いレベルにあたる情報です。重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高く、気象庁では少しでも命が助かる可能性が高い行動を今すぐ取るよう呼びかけています。

気象庁は、午前6時20分に氷見市に「レベル5大雨特別警報」を発表しました。この地域では、低い土地が浸水したり、河川が増水・氾濫したりして、すでに災害が発生している可能性が極めて高い状況です。

氷見市では、1時間に84ミリを観測し、8月の観測史上最大を観測したほか、午前8時半までの12時間降水量が317.0ミリと観測史上最大を更新しています。

未明から北陸を中心に雨雲が急速に発達して、気象庁は、午前2時58分と午前6時8分、県西部に「線状降水帯発生情報」を発表しました。

氷見市では、青川、宇波川、上庄川が氾濫しているほか、各地で道路の冠水や通行止めが発生しています。

また、市内では約1600戸が停電となっています。

【氷見市・避難情報】
氷見市は、市内全域のおよそ1万7100世帯、4万人あまりを対象に「緊急安全確保」を出しています。周囲の状況を確認し、近くの建物や自宅の2階以上の斜面から離れた場所など、少しでも安全な場所で命の助かる可能性の高い行動をとるようにしてください。

【その他自治体】また、氷見市のほか、高岡市、小矢部市、射水市で避難指示が出されています。

【学校情報】大雨を受けて、富山市教育委員会は、市内全ての市立幼稚園と保育園、小中学校、義務教育学校の臨時休校を決めました。射水市もすべての小中学校で臨時休校です。

富山市と射水市はきょう、2学期の始業式を予定していました。南砺市は福野中学校が臨時休校です。

このほか、富山大学附属小学校・中学校、片山学園なども臨時休校です。

【交通情報】大雨の影響で交通機関にも影響が出ています。JR氷見線、城端線、高山線が終日運転取りやめに、あいの風とやま鉄道は昼頃まで運転を見合わせています。北陸新幹線は今のところ遅れなどは出ていません。

【富山空港】空の便は一部遅れが出ていますが、欠航などは出ていません。引き続き、最新の情報に注意してください。