5年前の医薬品不正製造発覚から経営再建を進めてきたジェネリック医薬品大手の日医工。業績の回復などを受けて、岩本紳吾社長が事業再生の完了を宣言しました。

日医工の2026年3月期の決算は、本業のもうけを示すコア営業利益が74億円と3期連続の増益となりました。
他社製品の販売中止などによる代替品の需要増加が好調の要因としています。

日医工をめぐっては、2021年に医薬品の不正製造が発覚して以来、業績が悪化。私的整理のひとつである「事業再生ADR」に基づき、経営再建を進めていました。

再建を託され、生産や品質管理体制の見直しを進めてきた岩本紳吾社長。
業績の回復を受けて、報道陣との懇談の場で事業再生の完了を宣言しました。

日医工 岩本紳吾社長「再生の完了に甘んじることなく、品質の確保されたものを安定的に供給することで、患者様をはじめ医療機関の皆様方の信頼を得る。今後もさらにまい進してまいりたいと思います」
また、2026年3月末の時点で出荷量が「通常以上」だった医薬品は、全779品目のうち96.9%でした。前年と総品目数が異なるため単純比較はできませんが、2.8ポイント上昇したかたちで、順調な生産体制を強調しています。

また、出荷停止品目の数は、前年の41品目から20品目で、限定出荷品目の数は、前年の21品目から14品目に減少しました。







