「万博コウゾ」を意外な場所に植樹

万博閉幕後、川原さんの手元にやってきた「万博コウゾ」たち。次に根を下ろす場所が…

和紙職人 川原隆邦さん
「焼却施設の最終処分場といわれている場所になります」

産業廃棄物の処分などを行うアイザックグループが所有する、埋め立て処分場です。

本来は山の中で育てるコウゾですが。

和紙職人 川原隆邦さん
「いまほんとに獣害がひどくて」

立山町にある川原さんのコウゾ畑では数年前からシカによる被害が増えているといいます。

和紙職人 川原隆邦さん
「世の中の気候がだいぶ変わってきていますので、本当の適地というのがどこなのか分からない状況」「その中でものをつくるだけでなくて、環境を作る次のステージへ取り組みたい」

そこで川原さんが目を付けたのが、人の手によってつくられた最終処分場でした。

和紙職人 川原隆邦さん
「(最終処分場は)次のステージがない場所になっている」「そこに対して次が生まれるようなことをすることは循環ができるので」

最終処分場で育つ新たな命。川原さんは次に「万博コウゾ」を植える場所を探しているということです。

コウゾは順調に育つと秋ごろに収穫できるということで、収穫されたコウゾはアイザックグループで和紙のワークショップなどに使われる予定です。