富山地方鉄道の2026年3月期決算は、鉄道運賃の値上げなどにより、営業赤字が大幅に改善。一方で、鉄道線は7期連続の赤字となりました。

富山地方鉄道 中田邦彦社長「目標としていた営業段階での黒字化はなりませんでしたけども、大幅な収支改善ができることになりました」

決算会見に出席した富山地方鉄道の中田邦彦社長。前の年度に4億円以上あった営業赤字が8000万円近くにまで縮小したと明らかにしました。

2025年4月に実施した鉄道運賃の値上げや、移動単価が比較的高い観光客の利用増などが増収につながったとしています。

一方、鉄道線の収支は、6億7000万円近くマイナスで7期連続の赤字に。

富山地方鉄道 中田邦彦社長「営業収益(売上)は15億しかないんですよね、鉄道は。鉄道事業の赤字を大幅に圧縮するなり、何かするなりしない限りにおいては、企業経営という面では非常にマイナス」

鉄道線をめぐっては、不二越・上滝線や立山線、本線の一部区間について、再構築や存廃の議論が県主導で進んでいます。

鉄道線の再構築について、中田社長は、「利用者をどのように増やしていくかが課題だ」と述べました。