能登半島地震で損傷した富山市の松川の護岸復旧工事が今月中旬に完了します。富山県内有数のサクラの名所でもある松川べりでは、工事に伴って伐採されたサクラの若木の植え込みが行われ、花見シーズンへ着々と準備が進んでいます。

毛田千代丸キャスター
「きょう植えられたソメイヨシノの苗木です。すでにつぼみをつけて開花を待っています」

「日本さくら名所100選」に選ばれている富山市の松川べり。市内中心部を流れる松川の左岸では、9日朝から中曽根造園の作業員3人が、サクラの若木の植樹作業を行いました。

松川べりは2024年1月の能登半島地震で、安住橋からいたち川との合流地点まで、およそ700メートルにわたり、護岸に亀裂が入るなど損傷しました。

半年後の7月からは復旧工事が開始。重機の出入り口を確保するため、12本のサクラが伐採されました。

県富山土木センターによりますと、サクラの植え込み作業は今月初旬から行っていて、連作障害対策の土壌改良と合わせて、14本の若木を植樹します。

若木は高さおよそ6メートル、枝張りは2メートルから3メートルで、樹齢は10年から20年ほどだということです。

中曽根造園 小澤成彦課長
「これからまた20年、30年、元の形になるにはかかると思いますので。元のサクラになるのを願いながら皆さんに見ていただけたらありがたいというふうに思っております」

若木にはこのあと、倒木防止用の支柱や、まわりを囲う柵が取りつけられる予定で、護岸復旧工事は今月19日の完了を見込んでいます。










