富山県高岡市の新年度予算案が、19日発表されました。出町市長は、新年度を「チェンジ元年」と位置づけ、市長選の公約に掲げていた、高岡古城公園の整備や公共交通の推進などに力を入れる方針です。

高岡市の出町市長は19日、就任後初となる新年度予算案を発表しました。
出町譲 高岡市長
「市民の皆さまからお預かりした税金は、市民のことを一番に考え、市民のために使うという、強い信念のもと『チェンジ元年予算』として編成しました」

新年度を「チェンジ元年」と位置づけ、一般会計で818億5900万円を計上。過去最大となりました。

「税金の使い方をチェンジ」するとして、既存事業を見直し、その効果額およそ5.5億円を新たな事業に活用する方針です。

最優先課題とする能登半島地震からの復旧・復興には、15億円余りを計上。
新たな復興計画の策定や、被災者向けの交流会の実施を新規事業に盛り込みました。

加賀谷記者
「『チェンジ元年予算』では、高岡古城公園の景観再生事業など、将来を見据えた街の魅力向上を目指します」
公園の堀に堆積した土砂を撤去するための工法を検討するほか、カラスのふん害対策や、和式トイレの洋式化など、市長選の公約に掲げていた高岡古城公園の関連事業にあわせて1億円を投じます。


出町譲 高岡市長
「高岡城を再認識してもらう。インバウンドとか、ものすごい人が来ている。そんな中、潜在力が最もあるのが高岡古城公園じゃないかなと思っています」
こちらも、市長肝いりの公共交通の推進。次世代EVバスの運行や、路線バスのAIオンデマンド化に試験的に取り組むなど、あわせて5300万円を計上しています。

子育て支援策では、0歳児1人あたり年間6万円分のおむつ券を給付。
地域医療の強化策としては、1次救急を担う医師の不足を受けて、高岡市急患医療センターに耳鼻咽喉科を新設します。
去年9月、出町市長がロードマップを白紙撤回した新庁舎の整備については、そのあり方を検討するため市民アンケートを行うとして、328万円余りを計上しました。
出町譲 高岡市長
「困っている人たちに、かなりやさしい予算になったなと思っています」

一方、前市長が検討を進めていた竹平記念体育館サブアリーナの新設や、高岡駅南口のダイエー跡地の活用については、新年度予算案に盛り込まれませんでした。
出町譲 高岡市長
「もちろん、チェンジのうちの1つでございます。ただそうは言っても、これからどうするということは考えていかないといけないから。これからです。来年度以降」

高岡市の新年度予算案は、来月2日開会の市議会3月定例会に提出されます。










