建築を学ぶ高校生に木造建築への理解を深めてもらおうと、製材現場の見学会が29日富山県射水市内で開かれました。

見学会は将来の建築現場を担う高校生に木造建築や県産材への理解を深めてもらおうと、富山県が初めて実施したものです。
29日は高岡工芸高校建築科の1年生38人が参加しました。
生徒たちは丸太から木造の建物ができるまで一連の工程を見学。このうち射水市のウッドリンク塚原工場では直径50センチ、重さ700キロほどのスギとヒノキの丸太が原板に製材される様子を見て将来の職業選択に役立てていました。
生徒
「実際にどのように丸太が加工されているかを見て知れて、一目見てすぐに理解できた」
「僕自身が大工になりたいと思っていて、そのために製材の知識が必要と思っているのでそういう仕事で頑張っていければ」
生徒たちはこのほか、富山市のオープンスタジオの工事現場も見学。
11月7日には富山工業高校の生徒も見学を予定しています。










