スズ100%のインテリア雑貨などで世界から注目を集める、富山県高岡市の「能作」。金沢の人気観光地でインバウンド向けの新店舗をオープンします。

金沢を代表する観光地「ひがし茶屋街」に、富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」が直営店をオープンします。

店内には、能作自慢のスズ100%の食器やインテリア雑貨など約200点が展示、販売されています。


梅、桜柄の「ぐい呑」は、ひがし茶屋街店オリジナルの商品です。

能作 能作千春社長
「海外の方との接点づくりがしたいというのが1番の思いではありまして。五感を通して製品に触れていただける機会をつくりたいなと思ったので、こちらの方に出店することにしました」

ひがし茶屋街店のターゲット層は外国人観光客。日本の鋳物工芸品に興味をもってもらうため、鋳物のアクセサリーづくりを体験できるワークショップスペースを設けました。
スズや真鍮のチャームに自分好みの刻印を打つことができます。

オーストラリアからの観光客
「とても楽しい」「良い輝き。簡単です」

加賀谷悠羽記者
「カフェメニューは、スズの食器で提供されます。見た目も華やかで美しいです」


併設されているカフェスペースでは、実際にスズ製の食器に触れながら、食事を楽しむことができます。


見て、触れて、体験して―。海外展開を進める能作は、鋳物文化を発信するだけでなく、ニーズやトレンドを取り入れる場所にしていきたいとしています。

能作 能作千春社長
「さまざまな国の文化に触れたり、私たち自身もリサーチすることができますしPRする拠点にもなると思っています。1人でも多くの方に認知していただけるような拠点になればいいなと思っています」
「能作ひがし茶屋街店」は10月16日オープンです。