今月15日、富山市の富山県中央植物園ではおよそ70品種の色鮮やかな大輪のアサガオが見ごろを迎えています。

先月から開催されている「大輪あさがお市」。このイベントは、子ども連れが多くなるこの時期に様々な品種の朝顔を楽しんでもらいたいと県中央植物園が初めて企画したものです。

会場には、朝顔の中でも花の直径が比較的大きい「大輪朝顔」がおよそ70品種、100鉢が展示されています。

このうち、江戸時代からある「平和の神」という品種は、一度、戦争で種が消失しましたがもう一度、この花が見たいという愛好家の手で再現されました。

大輪の朝顔は、先月18日ごろ咲き始めましたが猛暑の影響で成長が進まず予定より3週間ほど遅れてようやく見ごろを迎えたといいます。

県中央植物園の朝顔は今月27日までが見ごろで午後には花びらがしぼむため午前中の鑑賞がおすすめだということです。