強い台風11号が日本の南を西へ進んでいます。10日正午時点で中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルを記録しています。台風は今後も西へ進み、暴風域を伴いながら移動する見込みです。

気象庁によりますと、台風11号は10日正午現在、日本の南の北緯21度05分、東経138度00分に位置し、時速約20キロで西へ進んでいます。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルとなっています。台風の中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いており、中心の北東側280キロ以内と南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風11号は引き続き西進する見込みで、11日午前0時には日本の南の北緯21度25分、東経135度20分を中心とする半径65キロの円内に達すると予想されています。中心気圧は980ヘクトパスカルを維持し、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートルの勢力を保つ見込みです。予報円の中心から半径155キロ以内では、風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
台風11号は11日正午には日本の南の北緯21度25分、東経132度35分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。中心気圧は975ヘクトパスカルとやや強まり、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルが予想されています。予報円の中心から半径185キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあり警戒が必要です。